年別アーカイブ: 2014年

Xcode 6 beta の入手とインストール

iOS Developer Programs (デベロッパ プログラム) への登録」の続きです。

1. Xcode 6 beta のダウンロード

1.1. iOS Dev Center

iOS Dev Center にログインします。
Apple Developer Programs に登録した Apple ID を指定してください。

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画面上部の「iOS 8 beta 2」を選択すると、iOS 8 関連の情報が表示されます。

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1.2. Xcode 6 beta ダウンロード

画面中程に Xcode 6 のダウンロードボタンがあります。

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「Download Xcode」ボタンを選択し、Xcode 6 beta をダウンロードします。
本日時点の最新バージョンは 6/17 公開のビルド番号 6A216f、xcode_6_beta_2.dmg (2,427,264,160 byte) でした。

2. Xcode 6 beta のインストール

2.1. Xcode 6 beta インストール

xcode_6_beta_2.dmg ファイルをマウントし、「Xcode6-Beta.app」を「Applications」にドラッグするとインストーラは完了です。
ファイルサイズが大きいので、コピーには 2 分ほどかかりました。

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2.2. Xcode 6 beta 起動

アプリケーションから「Xcode6-Beta2.app」を起動します。
確認ダイアログでは「開く」ボタンを選択してください。

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2.3. Xcode and iOS SDK License Agreement

Xcode と iOS SDK の使用許諾契約が表示されるので、内容を確認の上、問題なければ「Agree」ボタンを選択します。

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2.4. Install additional required components

必須追加コンポーネントのインストールを促された場合、「Install」ボタンを選択します。
今回インストールされるのは、実行とデバッグを支援する追加コンポーネントのようです。

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2.5. 起動スプラッシュ画面

初回起動時のみ、起動スプラッシュ画面でも「License Agreement」ボタンを選択します。

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3. 動作確認

3.1. Get start with a playground

Xcode 6 のベータ版を起動すると、Welcome 画面に「Get start with a playground」メニューが追加されていることが確認できます。

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「Get start with a playground」を選択し、新機能である playground を起動します。
プロジェクト名は任意の名前で問題ありません。

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playground では、左フレームに記載した Swift コードの実行結果が、列のフォーカス移動のタイミングで右フレームに反映されます。
以下は The Swift Programming Language の「Swift Tour」の一部を打ち込んだ画面です。

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3.2.使用言語選択

通常のプロジェクト作成時に、プロジェクト内で使用する言語を「Language」項目から指定可能です。
現時点で選択可能な言語は「Objective-C」と「Swift」です。

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[ END ]

iOS Developer Programs (デベロッパ プログラム) への登録

今年の WWDC で新プログラミング言語 Swift が公開されました。
どんなものかと言語仕様を読み始めたところ、実際に触ってみたくなりました。

そのために必要なものは Xcode のバージョン 6 です。
ただ、現時点で入手可能なのはベータ版のみ、正式版は OS X 10.10 Yosemite / iOS 8 が公開される秋まで待つ必要があります。

その Xcode 6 ベータ版も、有料 (年会費 ¥7,800 + 消費税) の Apple Developer Programs に参加しないと入手できません。

年会費が必要なのでずっと参加をためらっていたのですが、この機会に参加することにしました。

1. Apple Developer Programs の選択

1.1. デベロッパプログラムの選択

Apple Developer Programs のサイトから、参加するデベロッパプログラムを選択します。

iOS 用 App Store のアプリケーションを作成するのであれば「 iOS デベロッパプログラム」を、OS X 用 App Store のアプリケーションを作成するのであれば「 Mac デベロッパプログラム」を選択します。

OS X 用のアプリケーションは App Store 以外からも公開 (インストール) 可能なので、ここでは「 iOS デベロッパプログラム」を選択しています。

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「 iOS デベロッパプログラム」の「さらに詳しく >」リンクを選択すると、選択したプログラムでできることの説明が記載されています。
登録に進むのであれば、「今すぐ登録」ボタンを選択します。

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1.2. Apple Developer Programs への登録

登録に必要な情報や購入方法が記載されている画面で「続ける」ボタンを選択します。
これ以降は英語サイトでの入力となります。

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2. Apple Developer Programs 登録に必要な情報入力

2.1. Apple ID

Apple Developer Programs に登録する Apple ID を入力します。
現在利用している Apple ID を登録する場合は「Existing Apple ID」の「Continue」ボタンを選択します。
新規に Apple ID を登録する場合は「New Apple ID」の「Create Apple ID」ボタンを選択します。

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2.2. 個人/法人

Apple Developer Programs に個人として登録するか、法人として登録するかを選択します。
個人として登録する場合は「Individual」ボタンを、法人として登録する場合は「Company」ボタンを選択します。
個人事業主は「Individual」となるようです。

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2.3. 登録者情報

Apple Developer Programs に登録する登録者情報を入力します。

「First Name」項目と「Last Name」項目は英語 (アルファベット) で入力します。

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「Credit Card Billing Address」項目には、支払いに利用するクレジットカードの登録住所と電話番号を日本語で入力します。

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その下には、前項で入力した住所を英語で入力します。

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必要事項入力後に「Continue」ボタンを選択します。

2.4. Developer Programs 選択

参加する Apple Developer Programs を選択します。
ここでは「iOS Developer Programs」を選択しています。

今回選択していませんが、「Safari Developer Programs」は無料で参加可能なようです。

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2.5. 登録内容確認

これまで入力した登録内容を確認し、問題なければ「Continue」ボタンを選択します。

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2.6. ライセンス確認

iOS Developer Programs License を確認します。
問題なければ確認チェックボックスにチェックし、「I Agree」ボタンを選択します。

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2.7. 購入手続き

「Buy Now」ボタンを選択し、Apple Developer Programs の年会費購入 (支払い) 手続きに入ります。
これ以降は Apple Online Store での入力となります。

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3. Apple Developer Programs 年会費 購入手続き

3.1. Apple Online Store へログイン

Apple Developer Programs 登録時に使用した Apple ID とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンを選択します。

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3.2. 支払い情報入力

クレジットカード決済に必要な情報を入力し、「続ける」ボタンを選択します。

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3.3. 支払い情報確認

支払い情報を確認し、問題なければ「ご注文の確定」ボタンを選択します。

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3.4. 手続き完了

以上ですべての手続きが完了です。

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その後、ウェルカムメールが届きます。
iOS Developer Program Getting Started Guide」のリンク先を確認してください。

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Java 追加インストール後の Eclipse 設定変更 (Mac | OS X 10.9)

Eclipse インストール済みの環境に対して Java SE (JDK) を追加でインストールした場合、追加した Java SE (JDK) を Eclipse から利用可能なように設定を変更する必要があります。

ここでは Java SE 7 + Eclipse 4.3 の環境に Java SE 8 を追加インストールした場合の例です。

1. JRE の追加

1.1. インストール済み JRE の確認

「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」を選択します。
追加した Java SE がリストに存在しない場合、「追加」ボタンを選択します。

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1.2. JRE の型

「JRE の型」画面で「MacOS X VM」を選択し、「次へ」ボタンを選択します。

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1.3. JRE 定義

「JRE 定義」画面で「JRE ホーム」項目と「JRE 名」項目を入力し、「完了」ボタンを選択します。
ここでは

JRE ホーム  : /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_05.jdk/Contents/Home
JRE 名  : Java SE 8 [1.8.0.05]

と入力しています。

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1.4. デフォルト JRE 設定

「インストール済みの JRE」画面でチェックの入った Java SE (JDK) がデフォルトとなります。

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(*) この設定値は Eclipse を実行する JRE とは異なります。

2. 動作確認

2.1. 設定確認

「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」-「実行環境」を選択し、対象の実行環境 (ここでは「JavaSE-1.8」) に追加した Java SE (JDK) が存在していることを確認します。

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下位バージョンの実行環境 (ここでは「JavaSE-1.7」) にも、追加した Java SE (JDK) が存在していることが確認できます。

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2.2. 動作確認

対象の実行環境を選択したプロジェクトを作成し、追加された機能がコンパイル/実行可能なことを確認します。
ここでは Java 8 で追加されたラムダ式 (リンクは PDF) を含んだサンプルを作成しました。

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サンプルソース

public class LambdaSample {
    public static void main(String[] args) {
        List<String> list = Arrays.asList("123", "9", "30", "1");

        Collections.sort(list, (o1, o2) -> {
            return Integer.parseInt(o1) - Integer.parseInt(o2);
        });

        System.out.println(list);
    }
}

[ END ]