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Flip4MacWMV のインストールと WMV ファイルの再生 (Mac OS X 10.6)

当たり前と言えば当たり前なのですが、初期状態の Mac OS X では WMV (Windows Media Video ) ファイルを再生することは出来ません。
Flip4Mac WMV をインストールすることで QuickTime 上 で WMV ファイルを再生することが出来るようなので、早速 MacBook Airにインストールしてみることにしました。

1. ダウンロード

Flip4Mac WMV のサイトからインストーラをダウンロードします。
「WMV Player FREE | Get Now」リンクから「Windows Media Components for QuickTime」画面に遷移し、「Free download」リンクを選択します。
「Microsoft Download Center」(!!!) に遷移しますので、「download」リンクを選択することで Flip4MacWMV を入手することが出来ます。

本日時点の最新バージョンは Flip4Mac WMV 2.3.6.5.dmg (23.5 MB) でした。

2. インストール

2.1. インストーラの実行

ダウンロードしたディスクイメージをマウントし、Flip4Mac WMV.app を実行するとインストーラが起動します。

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2.2. 大事な情報

「はじめに」画面で「続ける」ボタンを選択すると、「大事な情報」画面に遷移します。
Flip4Mac WMV の情報が記述されていますので、内容を確認して問題なければ「続ける」ボタンを選択ししてください。

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2.3. 使用許諾契約

続いてライセンスへのリンクが表示されます。
同様に内容を確認して問題なければ 「Continue」ボタンを選択し、「同意確認」ダイアログで「Agree」ボタンを選択してください。

# 英語能力が不足している赤び~は、ほぼ読まずに同意しました。。。

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2.4. インストール先の選択

「インストール先の選択」画面では Flip4Mac WMV をインストールするディスクを選択します。
MacBook Air にはディスクが一つしかありませんので、デフォルト (Macintosh HD) のまま「続ける」ボタンを選択します。

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2.5. インストールの種類

「インストールの種類」画面では、指定する情報はありません。
「インストール」ボタンを選択すると Flip4Mac WMV のインストールが始まります。

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2.6. Upgrade / 概要

インストールが終わると Upgrade 情報が表示されますが、気にせず「続ける」ボタンを選択し、インストーラを終了します。
ちなみに Flip4Mac WMV Player Pro への Upgrade が $29 で出来るようです。

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3. 動作確認

アプリケーションに Flip4Mac が追加されていますが、WMV ファイルをダブルクリックすると QuicTime て再生できますので通常は意識する必要はありません。

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Silverlight プラグインはまだしも、Flip4Mac の FREE 版も Microsoft Download Center からダウンロードすることには少々驚きました。

[ END ]

OpenOffice のインストール (Mac OS X 10.6)

2012/1/18 追記、2013/2/14 修正
LibreOffice のインストールについては こちら  こちら

仕事は別ですが、自宅では表計算ソフト等のオフィスツールは OS を問わず OpenOffice を使用しています。

MacBook Air (Mac OS X v10.6) でもオフィスツールが入ってないと不便ですので OpenOffice を導入したいと思います。

1. ダウンロード

OpenOffice のダウンロードサイト から最新のインストーラをダウンロードします。
本日時点の最新版は 3.2.1でした。

MacOSX のタグから「Mac OS X Intel用 [162MB]」のリンクをクリックし、OOo_3.2.1_MacOS_x86_install_ja.dmg ファイルを入手します。

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2. インストール

インストールは dmg ファイルを実行してディスクイメージをマウントし、その中の OpenOffice.org アイコンを Applications にドラッグするだけで完了します。

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ドラッグ後、Dock からアプリケーションを開くと、OpenOffice.org が追加されていることがわかります。

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3. 動作確認

Dock のアプリケーションから OpenOffice.org を選択することで OpenOffice が起動すればインストールは成功しています。

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OpenOffice に限らずですが、外からダウンロード・インストールしたアプリケーションについては、初回起動時に以下のようなダイアログが表示されるようです。

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4. Dock への登録

比較的よく使うアプリケーションのため、Dock への追加も併せて行いました。
といっても、アプリケーションの中の OpenOffice.org アイコンを Dock ヘドラッグするだけで作業は完了です。

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alternatives コマンドを使用した java バージョンの切り替え

JDK 1.6.x のインストール (CentOS 5.5 64bit)」の「3.3. /usr/bin 配下のリンク先変更」において、/usr/bin 配下の java のリンク先を切り替えることにより実行される java のバージョン切り替えを実現しました。

が、alternatives (または update-alternatives) コマンドを用いることで、よりスマートに java バージョンの切り替えが実現できるようです。

今回は JDK (java) に関連する部分のみの手順に限定させていただきますので、alternatives の詳細については以下のサイトをご参照ください。

@see 「コマンドを便利に切り替える update-alternatives 使いこなし講座

1. 現在の設定確認

1.1. alternatives 設定

alternatives で java コマンドの設定状況を確認します。

# alternatives --config java

2 プログラムがあり 'java' を提供します。

  選択       コマンド
-----------------------------------------------
*+ 1           /usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk.x86_64/bin/java
   2           /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java

/usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk.x86_64/bin/java が有効となっていて、そのほかに /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java が登録されていることがわかります。

1.2. java 設定

java コマンドを実行すると、CentOS のデフォルトでは /usr/bin 配下の java が起動します。この実体は、以下が示すように /etc/alternatives/java となっています。

# ls -l /usr/bin/java
lrwxrwxrwx 1 root root 22 4月 18 18:11 java -> /etc/alternatives/java

/ect/alternatives/java は「1.1. alternatives 設定」となっていますので、結果として /usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk.x86_64/bin/java が動作することになります。

# java -version
java version "1.6.0_0"
OpenJDK Runtime Environment (IcedTea6 1.6) (rhel-1.11.b16.el5-x86_64)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 14.0-b16, mixed mode)

2. インストールした JDK の登録

新たに JDK をインストールしても alternatives には登録されません。
登録を行う場合には --install オプションを使用します。

# alternatives --install /usr/bin/java java /usr/java/default/bin/java 16021
  • 第1パラメータの「/usr/bin/java」は実行するリンクを指定します。
  • 第2パラメータの「java」は登録対象のグループを指定します。
  • 第3パラメータの「/usr/java/default/bin/java」は実際に実行するコマンドのパスを指定します。
    細かくバージョン管理を行いたい場合は「/usr/java/jdk1.6.0_21/bin/java」のように登録した方がよいかもしれません。
  • 第4パラメータの「16021」は優先度を指定します。今回は JDK1.6.0_21 ですので「16021」としました。

alternatives で登録結果を確認します。

# alternatives --config java

3 プログラムがあり 'java' を提供します。

  選択       コマンド
-----------------------------------------------
 + 1           /usr/lib/jvm/jre-1.6.0-openjdk.x86_64/bin/java
   2           /usr/lib/jvm/jre-1.4.2-gcj/bin/java
*  3           /usr/java/default/bin/java

Enter を押して現在の選択 [+] を保持するか、選択番号を入力します:3

「/usr/java/default/bin/java」が追加されていることが確認できます。
ただ、このままでは「1」が有効となっているので、「3」を入力して Enter キーで決定します。

3. 動作確認

前項の設定が有効となっているか確認します。

# java -version
java version "1.6.0_21"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_21-b06)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 17.0-b16, mixed mode)

[ END ]