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環境移行後の iTunes アップデートエラー (Mac OS X 10.7)

MacBook Air (Mid 2012) の初期設定と環境移行 を行った後、ソフトウェアアップデートを行ったところ iTunes のアップデートに失敗しました。

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エラーメッセージ

アップデート"iTunes"をインストールできません。
このアップデートを検証できませんでした。
ダウンロード中に破損した可能性があります。
次回"ソフトウェアアップデート"を実行したときに、このアップデートをもう一度ダウンロードして検証します。

「ダウンロードしてきたアップロードが壊れているので、次回再ダウンロードし直す」と読み取れますが、何度やっても再ダウンロードは行われずにエラーが解消しません。

環境移行に失敗したのかと思い、新旧それぞれのバージョンを確認してみました。
移行元 (Late 2010) 環境の iTunes は 10.6.3 と最新になっているにも関わらず、環境移行した Mid 2012 の iTunes は 10.6.2 となっています。

Late 2010 の iTunes のバージョン

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Mid 2012 の iTunes のバージョン

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この辺りで不整合が起こっているのではないかとあたりをつけて調べてみたところ、こんな情報が見つかりました。
原因は書かれていませんが、別途インストーラをダウンロードして手動でアップデートすると解決するとのことです。

1. ダウンロード

iTunes のサイト から iTunes 10.6.3 for Mac OS X のインストーラをダウンロードします。

左の「今すぐダウンロード」リンクを選択し、iTunes10.6.3.dmg (178.5 MB) を入手します。

2. インストール

インストールする際は既存の iTunes をアンインストールする必要はありません。

2.1. インストーラの起動

iTunes10.6.3.dmg ファイルをマウントし、その中の install iTunes.pkg アイコンを 実行するとインストーラが起動します。

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2.2. 大切な情報

「はじめに」画面で「続ける」ボタンを選択すると、「大切な情報」画面に遷移します。
修正内容が表示されていますので、内容を確認して後 「続ける」ボタンを選択してください。

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2.3. インストールの種類

「インストールの種類」画面で「インストール」ボタンを選択すると iTunes のインストールが始まります。

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3. 動作確認

iTunes を起動して「iTunes について」を表示するとバージョンが 10.6.3 に上がっていることが確認できます。

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また、ソフトウェアアップデートを実行しても iTunes 10.6.3 がインストール対象に上がってこないことが確認できます。

[ END ]

Xbench のインストール (Mac OS X 10.7)

先日 MacBook Air Mid 2012 を注文しました。
旧機種から新機種にリプレスすると気になるのがパフォーマンスの違いです。

Linux 環境ではベンチマークテストアプリとして PhoronixTestSuite を使っていましたが、Mac 環境では GeekbenchXbench あたりが有名なようです。

Geekbench はレジストしないと 32bit テストしかできません。
App Store では ¥1,100 でレジスト済みの Geekbench をインストールできるものの、お金を払ってまでベンチマークする必要を感じませんでした。

そんな経緯で、無償で全機能が使える Xbench をインストールして MBA Mid 2012 到着に備えることにしました。

1. ダウンロード

Xbench のサイト から最新の Xbench をダウンロードします。
本日時点の最新版は 1.3でした。

右上の「Download 1.3」リンクを選択し、Xbench_1.3.dmg (295 KB) を入手します。

2. インストール

Xbench のインストールは Xbench_1.3.dmg ファイルをマウントし、その中の Xbench.app アイコンを Dock のアプリケーションにドラッグするだけで完了します。

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3. 動作確認

Dock のアプリケーションから Xbench.app を選択して Xbench が起動すればインストールは成功しています。

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4. 動作確認 ~ ベンチマーク実行編 ~

4.1. Macbook Air Late 2010

Macbook Air Late 2010 で Xbench を実行してみました。
パックグラウンドで動いているプロセスを停止せずに計測したので正確ではないとおもいます。

(*) なぜか「Thread Test」でベンチマークが止まるので今回は除外しました。

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4.2. LaCie LCH-MN2TU3S

Time Machine のバックアップ先に使用している外付け HDD の「Disk Test」結果です。
(*) 外付け HDD の詳細は「LCH-MN2TU3S での Time Machine その1 (Mac OS X 10.7)」を参照してください。

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USB 2.0 での接続ということもあり、MBA 内蔵の SSD と比較すると Disk I/O がかなり遅いことが分かります。

SSD (MBA内蔵) HDD (USB 2.0)
Sequential Write [4K blocks] 209.60 MB/sec 38.94 MB/sec
Write [256K blocks] 152.65 MB/sec 32.84 MB/sec
Read [4K blocks] 19.97 MB/sec 10.02 MB/sec
Read [256K blocks] 166.31 MB/sec 38.62 MB/sec
Random Write [4K blocks] 33.60 MB/sec 1.08 MB/sec
Write [256K blocks] 162.89 MB/sec 33.75 MB/sec
Read [4K blocks] 10.12 MB/sec 0.69 MB/sec
Read [256K blocks] 93.27 MB/sec 20.34 MB/sec

[ END ]

LibreOffice のインストール (Mac OS X 10.7)

2013/2/14 追記
LibreOffice 4.0 については「LibreOffice 4.0 のインストール (Mac | OS X 10.8)」を参照してください。

これまで自宅では OpenOffice を使用していました。
一部 Linux デストリビューション (Ubuntu 等) の標準オフィススイートとして、Go-OO を継承した LiberOffice が採用される最近の風潮(?)に乗ってみることにしました。

(*) OpenOffice から LiberOffice が分離した経緯はこちら

1. ダウンロード

LibreOffice のダウンロードサイト から最新のインストーラと言語パックをダウンロードします。
本日時点の最新版は 3.4.5でした。

「Mac OS X (Intel)」と「ja - 日本語」を選択し、LibO_3.4.4_MacOS_x86_install_en-US.dmg (180.9MB) と LibO_3.4.4_MacOS_x86_langpack_ja.dmg (17.6MB) を入手します。

2. インストール

LibreOffice のインストールは LibO_3.4.4_MacOS_x86_install_en-US.dmg ファイルをマウントし、その中の LibreOffice.app アイコンを Applications にドラッグするだけで完了します。

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この時点では言語パックをあてていないため、起動すると英語表示となります。

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3. 言語パックのインストール

LibO_3.4.4_MacOS_x86_langpack_ja.dmg ファイルをマウントし、その中の LibreOffice Language Pack.app アイコンを実行するとインストーラが起動します。

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確認ダイアログで「インストール」ボタンを選択すると、言語パックのインストールは完了します。

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4. 動作確認

Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択して LibreOffice が日本語で起動すればインストールは成功しています。

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もしも英語表示のままの場合、メニューの「LibreOffice」-「Preferences (設定)」-「Language Settings (言語設定)」-「Languages (言語)」を確認してください。

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