カテゴリー別アーカイブ: Mac OS X

LibreOffice 5.0 のインストール (Mac | OS X 10.10)

LibreOffice の最新版であるバージョン 5.0 がリリースされました。

公式のリリースノートを見るとバージョン 4.x からさほど変わっていないように思えますが、公式 Wiki を見ると細々変わっているようです。

1. ダウンロード

LibreOfficeダウンロードサイト から最新のインストーラと言語パックをダウンロードします。
本日時点の最新版は 5.0.1でした。

Mac OS X 用の「メインインストーラー」と「日本語訳インターフェース」を選択し、LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64.dmg (201.6 MB) と LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64_langpack_ja.dmg (12.7 MB) を入手します。

2. インストール

LibreOffice のインストールは LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64.dmg ファイルをマウントし、その中の LibreOffice.app アイコンを Applications にドラッグするだけで完了します。

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前のバージョンを削除していない場合は確認ダイアログが表示されます。
「置き換える」ボタンを選択すると、古いバージョンが最新バージョンで差し替えられます。

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3. 開発元の確認

Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択すると起動確認ダイアログが表示されます。
「開く」ボタンを選択して LibreOffice を起動します。

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もしも下記のような確認元未確認ダイアログが表示された場合、開発元を確認済みとする必要があります。
詳細は「LibreOffice 4.0 のインストール (Mac | OS X 10.8)」の「3. 開発元の確認」を参照してください。

"LibreOffice.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

4. LibreOffice の起動

この時点では言語パックをあてていないため、英語表示で起動します。

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設定  (Preferences) からも日本語を選択することはできません。

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5. 言語パックのインストール

LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64_langpack_ja.dmg ファイルをマウントし、LibreOffice Language Pack.app アイコンを実行します。

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確認元未確認ダイアログが表示された場合、開発元を確認済みとします。

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"LibreOffice Language Pack.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

LibreOffice Language Pack.app アイコンを右クリックし、「開く」を選択します。

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表示された開発元確認ダイアログで「開く」ボタンを選択すると、開発元が確認済みとなり LibreOffice Language Pack のインストールウィザードが起動します。

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インストールウィザードで「インストール」ボタンを選択すると、言語パックのインストールは完了します。

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6. 動作確認

あらためて Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択し、LibreOffice が日本語で起動すればインストールは成功しています。

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もしも英語表示のままの場合、メニューの「LibreOffice」-「Preferences (設定)」-「Language Settings (言語設定)」-「Languages (言語)」を確認してください。

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LibreOffice が起動した状態で言語パックをインストールした場合、「Language Settings (言語設定)」から「Japanese (日本語)」を選択できません。
その場合、1度 LibreOffice を終了してから起動すると選択可能となります。

[ END ]

Yosemite 10.10.5 へのアップデート (Mac | OS X 10.10)

8/13 (日本時間 8/14 早朝)、OS X Yosemite のアップデート 10.10.5 が公開されました。

主にバグフィクスが中心です。
同時にアップデートが公開された iTunes 12.2.2 では、Apple Music の問題が修正されたようです。

1. 事前準備

全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。

2. 10.10.5 へのアップデート

2.1. アップデートの実行

App Store からアップデートを実行します。

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ソフトウェア仕様許諾契約に同意すると、ダウンロード及び再起動が必要な旨の確認ダイアログが表示されます。

20150820_02

「ダウンロードして再起動」ボタンを選択するとダウンロードが始まります。
ダウンロードサイズは 約 815 MB でした。

20150820_03

2.2. インストール

ダウンロード完了後に再起動の可否が通知されます。

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「再起動」ボタンを選択すると 10.10.5 のアップデートが始まります。

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インストール完了まで 9分ほどかかりました。

2.3. インストール完了

再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.10.5 となっていることを確認できます。

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3. アクセス権の修復

アップデート後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。

「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。

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合計 5件のアクセス権不一致と警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。

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今回も SUID ファイル "ARDAgent" が修復されませんでした。

“Macintosh HD”のアクセス権を修復中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のグループが一致しません。80 であるはずですが、グループは 0 になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のアクセス権が一致しません。-rw-rw-rw-  であるはずですが、-rw-r--r--  になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”を修復しました
“private/var/db/displaypolicyd”上のユーザが一致しません。0 であるはずですが、ユーザは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”上のグループが一致しません。0 であるはずですが、グループは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”を修復しました

アクセス権の修復が完了しました

もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと、"ARDAgent" の警告を除いて修復できたことが確認できます。

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“Macintosh HD”のアクセス権を検証中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。

アクセス権の検証が完了しました

調べてみると、無視しても良い警告のようです。
@see 「Mac OS X:ディスクユーティリティのアクセス権の修復で無視しても構わないメッセージが表示される

[ END ]

Yosemite 10.10.4 へのアップデート (Mac | OS X 10.10)

6/30 (日本時間 7/1 早朝)、OS X Yosemite のアップデート 10.10.4 が公開されました。

主にバグフィクスが中心で、今回もネットワークの信頼性向上 (不具合修正) も改良項目にあげられています。
同時にリリースされた iTunes 12.2 で Apple Music に対応したことの方がインパクトは大きいように思えます。

1. 事前準備

全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。

2. 10.10.4 へのアップデート

2.1. アップデートの実行

App Store からアップデートを実行します。

20150715_01

ソフトウェア仕様許諾契約に同意すると、ダウンロード及び再起動が必要な旨の確認ダイアログが表示されます。

20150715_02

「ダウンロードして再起動」ボタンを選択するとダウンロードが始まります。
ダウンロードサイズは 約 1.09 GB でした。

20150715_03

2.2. インストール

ダウンロード完了後に再起動の可否が通知されます。

20150715_04

「再起動」ボタンを選択すると 10.10.4 のアップデートが始まります。

20150715_05

インストール完了まで 7分ほどかかりました。

2.3. インストール完了

再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.10.4 となっていることを確認できます。

20150715_06

3. アクセス権の修復

アップデート後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。

「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。

20150715_07

合計 5件のアクセス権不一致と警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。

20150715_08

SUID ファイル "ARDAgent" が修復されませんでした。

“Macintosh HD”のアクセス権を修復中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のグループが一致しません。80 であるはずですが、グループは 0 になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のアクセス権が一致しません。-rw-rw-rw-  であるはずですが、-rw-r--r--  になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”を修復しました
“private/var/db/displaypolicyd”上のユーザが一致しません。0 であるはずですが、ユーザは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”上のグループが一致しません。0 であるはずですが、グループは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”を修復しました

アクセス権の修復が完了しました

もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと、"ARDAgent" の警告を除いて修復できたことが確認できます。

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“Macintosh HD”のアクセス権を検証中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。

アクセス権の検証が完了しました

調べてみると、無視しても良い警告のようです。
@see 「Mac OS X:ディスクユーティリティのアクセス権の修復で無視しても構わないメッセージが表示される

[ END ]