カテゴリー別アーカイブ: Mac OS X

LibreOffice 4.3 のインストール (Mac | OS X 10.9)

LibreOffice の最新版であるバージョン 4.3 が 7/30 にリリースされました。

公式のリリースノートを見ると前バージョンからさほど変わっていないように思えますが、公式 Wiki を見ると細々変わっているようです。

1. ダウンロード

LibreOfficeダウンロードサイト から最新のインストーラと言語パックをダウンロードします。
本日時点の最新版は 4.3.0でした。

Mac OS X 用の「メインインストーラー」と「日本語訳インターフェース」を選択し、LibreOffice_4.3.0_MacOS_x86-64.dmg (191.8 MB) と LibreOffice_4.3.0_MacOS_x86_langpack_ja.dmg (12.5 MB) を入手します。

2. インストール

LibreOffice のインストールは LibreOffice_4.0.3_MacOS_x86-64.dmg ファイルをマウントし、その中の LibreOffice.app アイコンを Applications にドラッグするだけで完了します。

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前のバージョンを削除していない場合は確認ダイアログが表示されます。
「置き換える」ボタンを選択すると、古いバージョンが最新バージョンで差し替えられます。

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3. LibreOffice の起動

LibreOffice 4.0.3 以降はデベロッパ ID で署名済み (@see Gatekeeper) のため、Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択するだけで起動可能です。

下記のような確認元未確認ダイアログが表示される場合は「LibreOffice 4.0 のインストール (Mac | OS X 10.8)」の「3. 開発元の確認」を参照してください。

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"LibreOffice.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

この時点では言語パックをあてていないため、英語表示で起動します。

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4. 言語パックのインストール

LibreOffice_4.3.0_MacOS_x86_langpack_ja.dmg ファイルをマウントし、LibreOffice Language Pack.app アイコンを実行するとインストーラが起動します。

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確認ダイアログで「インストール」ボタンを選択すると、言語パックのインストールは完了します。

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5. 動作確認

あらためて Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択し、LibreOffice が日本語で起動すればインストールは成功しています。

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もしも英語表示のままの場合、メニューの「LibreOffice」-「Preferences (設定)」-「Language Settings (言語設定)」-「Languages (言語)」を確認してください。

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Libre Office が起動した状態で言語パックをインストールした場合、「Language Settings (言語設定)」から「Japanese (日本語)」を選択できません。
その場合、1度 Libre Office を終了してから起動すると選択可能となります。

[ END ]

Xcode 6 beta の入手とインストール

iOS Developer Programs (デベロッパ プログラム) への登録」の続きです。

1. Xcode 6 beta のダウンロード

1.1. iOS Dev Center

iOS Dev Center にログインします。
Apple Developer Programs に登録した Apple ID を指定してください。

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画面上部の「iOS 8 beta 2」を選択すると、iOS 8 関連の情報が表示されます。

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1.2. Xcode 6 beta ダウンロード

画面中程に Xcode 6 のダウンロードボタンがあります。

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「Download Xcode」ボタンを選択し、Xcode 6 beta をダウンロードします。
本日時点の最新バージョンは 6/17 公開のビルド番号 6A216f、xcode_6_beta_2.dmg (2,427,264,160 byte) でした。

2. Xcode 6 beta のインストール

2.1. Xcode 6 beta インストール

xcode_6_beta_2.dmg ファイルをマウントし、「Xcode6-Beta.app」を「Applications」にドラッグするとインストーラは完了です。
ファイルサイズが大きいので、コピーには 2 分ほどかかりました。

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2.2. Xcode 6 beta 起動

アプリケーションから「Xcode6-Beta2.app」を起動します。
確認ダイアログでは「開く」ボタンを選択してください。

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2.3. Xcode and iOS SDK License Agreement

Xcode と iOS SDK の使用許諾契約が表示されるので、内容を確認の上、問題なければ「Agree」ボタンを選択します。

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2.4. Install additional required components

必須追加コンポーネントのインストールを促された場合、「Install」ボタンを選択します。
今回インストールされるのは、実行とデバッグを支援する追加コンポーネントのようです。

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2.5. 起動スプラッシュ画面

初回起動時のみ、起動スプラッシュ画面でも「License Agreement」ボタンを選択します。

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3. 動作確認

3.1. Get start with a playground

Xcode 6 のベータ版を起動すると、Welcome 画面に「Get start with a playground」メニューが追加されていることが確認できます。

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「Get start with a playground」を選択し、新機能である playground を起動します。
プロジェクト名は任意の名前で問題ありません。

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playground では、左フレームに記載した Swift コードの実行結果が、列のフォーカス移動のタイミングで右フレームに反映されます。
以下は The Swift Programming Language の「Swift Tour」の一部を打ち込んだ画面です。

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3.2.使用言語選択

通常のプロジェクト作成時に、プロジェクト内で使用する言語を「Language」項目から指定可能です。
現時点で選択可能な言語は「Objective-C」と「Swift」です。

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Java SE 8 (JDK 1.8.x) のインストール (Mac | OS X 10.9)

OS X 10.9 Mavericks 上の Eclipse 環境を Java 8 に対応させました。
最初に Java SE 8 のインストールを行います。

(*) Java 7 については「Java SE 7 (JDK 1.7.x) のインストール (Mac | OS X 10.9)」を参照してください。

1. Java SE Development Kit (JDK) のダウンロード

Oracle (旧 Sun) のダウンロードページ Java SE Downloads から最新の JDK である Java SE 8u5 をダウンロードします。

JDK の「DOWNLOAD」ボタンを選択し、「Accept License Agreement」をチェックします。
Mac 用は「Mac OS X x64」です。

本日時点の最新版は jdk-8u5-macosx-x64.dmg (217,882,269 byte) でした。

2. Java SE Development Kit (JDK) のインストール

2.1. インストーラの実行

jdk-8u5-macosx-x64.dmg ファイルをマウントし、「JDK 8 Update 05.pkg」を実行するとインストーラが起動します。

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2.2. インストールの種類

「はじめに」画面で「続ける」ボタンを選択すると、「インストールの種類」画面に遷移します。

「インストールの種類」画面では、指定する情報はありません。
「インストール」ボタンを選択すると Java SE 8u5 のインストールが始まります。

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2.3. インストール完了

インストールが完了すると「概要」画面に遷移します。
「次のステップ」リンクから Java SE のドキュメントを参照可能です。

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3. 設定と動作確認

3.1. ターミナル

ターミナルから java コマンドと javac コマンドが正常に起動することを確認します。

java コマンド

$ java -version
java version "1.8.0_05"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_05-b13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.5-b02, mixed mode)

javac コマンド

$ javac -version
javac 1.8.0_05

いずれも Java SE 8u5 のバージョン番号である「1.8.0_05」と表示されています。

3.2. システム環境設定

「システム環境設定」を開くと、「Java」が追加されていることが確認できます。

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3.3. Java コントロールパネル

「システム環境設定」-「Java」から「Java コントロールパネル」を呼び出すことが可能です。

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「バージョン情報」ボタンから Java SE のバージョンを確認できます。

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タブから Java Runtime に関わる各種設定/確認が可能です。

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3.4. Java インストールパス

Java SE 8u5 がどこにインストールされたのかを確認してみました。

$ whereis java
/usr/bin/java

$ cd /usr/bin
$ ls -l java*
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  74 10 27  2013 java -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/java
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  75 10 27  2013 javac -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/javac
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  77 10 27  2013 javadoc -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/javadoc
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  75 10 27  2013 javah -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/javah
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  75 10 27  2013 javap -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/javap
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  76 10 27  2013 javaws -> /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions/Current/Commands/javaws

$ cd /System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions
$ ls -l Current
lrwxr-xr-x  1 root  wheel  1 10 27  2013 Current -> A

/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Versions にインストールされた各バージョンに対し、Current リンクを経由してシンボリックリンクが張られています。

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ただ、こちらは Mac OS 固有のファイルが格納されているようです。
見慣れたファイル群は /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_05.jdk/Contents/Home 配下にありました。

$ cd /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_05.jdk/Contents/Home
$ ls
COPYRIGHT                                 include
LICENSE                                   javafx-src.zip
README.html                               jre
THIRDPARTYLICENSEREADME-JAVAFX.txt        lib
THIRDPARTYLICENSEREADME.txt               man
bin                                       release
db                                        src.zip

Eclipse 4.3 Kepler SR2 のインストール (Mac | OS X 10.9)」に続きます。

[ END ]