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iOS 9 へのアップデート 〜 iPhone 6 編 〜

日本時間の 9/17 早朝、iOS 9 が公開されました。

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Mac と同期を取っている関係上 OS X 10.11 El Capitan がリリースされる今月末まで「メモ App」はおあずけですが、SiriSpotlight の性能改善、バッテリー駆動時間の向上に期待です。

1. iOS 9 ダウンロードとインストール

1.1. バックアップ

iTunes を起動し、万が一に備えて「手動でパックアップ/復元」からアップデート前のバックアップを取得します。
(*) 今回は iCloud のバックアップで代用しています。

1.2. ダウンロード

「設定」-「一般」-「ソフトウェアアップデート」から「ダウンロードとインストール」を選択します。

その際、iPhone のパスコードの入力が求められます。
iCloud のパスワードではなく、iPhone ロック解除時に使用するパスコードであることに注意してください。

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 ソフトウェア使用許諾契約の内容を確認の上同意すると iOS 8 のダウンロードが始まります。

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「あと 6分」とでていますが、ダウンロード完了後の準備時間を含めると 10分弱かかりました。

1.3. アップデート

「設定」-「一般」-「ソフトウェアアップデート」から「今すぐインストール」を選択します。

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iOS 9 へのアップデートは 20分程度かかりました。
途中で2回再起動がかかりました。

2. iOS 9 インストール後の設定

iOS 9 ではインストール後の設定中、一部画面でスクリーンショットが取得できませんでした。
理由は不明です。

2.1. インストール完了

インストールが完了すると iPhone が起動します。
インストール後の設定を行うため、「続ける」を選択します。

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2.2. 位置情報サービス

位置情報サービスの有効/無効を設定します。

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2.3. iCloud

iCloud のパスワードを設定します。

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2.4. App 解析

App 解析情報を Apple (および App デベロッパ) に送信するかどうかを設定します。

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2.5. 設定完了

「さあ、はじめよう!」選択すると、iOS 9 へのアップデートおよび設定作業は完了です。

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3. 動作確認

3.1. iOS バージョン

「設定」-「一般」-「情報」からバージョンが「9.0 (13A344)」となっていることが確認できます。

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「設定」-「一般」-「ソフトウェアアップデート」からも最新の iOS であることを確認できます。

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3.2. Spotlight

ホーム画面から右にスワイプすると、新しくなった Spotlight 画面が表示されます。

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3.3. Instant Hotspot

Release Notes には特に記載はありませんでしたが、OS X Yosemite との Instant Hotspot がやっと安定して利用できるようになりました。

これまでは iPhone 6 がスリープ状態ではつながらず、わざわざスリープ解除する必要があったので非常に助かりました。

[ END ]

iPhone 6s / iPad Pro / Apple TV 発表会

日本時間の10日早朝 (A.M.2:00 ~)、Apple 恒例の新 iPhone 発表会が開催されました。

そこで発表されたのは、iPhone 6s と 12.9 inch の iPad Pro、そして久々の新型 Apple TV です。
おおむね噂通りの内容でしたが、個人的にはいくつか嬉しいサプライズがありました。

iPhone 6s / iPhone 6s Plus

Apple Watch から搭載が始まった感圧タッチ (Force Touch) が 3D Touch という名前で iPhone にも搭載されました。
長押しや左スワイプ等、状況に応じて使い分けざる得なかった操作が Force Touch に統一されるのは歓迎です。
加えて、Force Touch からのスワイプでアプリケーションを切り替えられるのは便利そうです。

メモリも 2GB に拡大、と思いきや、プレゼンでは特に触れられませんでした。

iPad Pro

12.9 inch の巨大 iPad である iPad Pro です。
過去1年間に発売された PC の 80% より高速、というのは本当でしょうか?

1番のサプライズは Microsoft の Office 開発担当者が登壇、デモしたことです。

iPad Pro 専用アクセサリの Apple Pencil には興味ありますが iPad Pro 32 GB モデルでも $799、この円安では手が出ません。。。

Apple TV

今回発表された製品の中では唯一購入予定の Apple TV、32 GB モデルで $149、64 GB モデルで $199 と値上げされてしまいました。
ストレージが搭載されたり、専用となった tvOS が大幅に機能強化されたりと、、、まぁ、仕方がないと納得しておきます。

発売の10月が待ち遠しいです。

iCloud Storage

値下げされるようですが、値下げ時期も日本の価格も現時点では不明です。

現在 改訂後 変更点
20 GB $0.99/月 50 GB $0.99/月 + 30 GB
200 GB $3.99/月 200 GB $2.99/月 - $1.00/月
500 GB $9.99/月 - - 廃止
1 TB $19.99/月 1 TB $9.99/月 - $10.00/月

200 GB で月額 300円 程度であれば、貯まってきた写真や動画をすべて iCloud フォトライブラリに移行したいところです。
そうすれば、すでに導入済みの Apple Music とも併せて Apple TV がさらに役立ってくれそうです。

2015/9/18 追記

iOS 9 リリースのタイミングで値下げが実施されました。

現在 改訂後 変更点
20 GB ¥100/月 50 GB ¥130/月 + 30 GB
+ ¥30/月
200 GB ¥400/月 200 GB ¥400/月 なし
500 GB ¥1,200/月 - - 廃止
1 TB ¥2,400/月 1 TB ¥1,300/月 - ¥900/月

最近の為替レートが反映されて 1$ = 100円 から 1$ = 130円 となったため、200GB プランのお得感がなくなってしまいました。。。

[ END ]

LibreOffice 5.0 のインストール (Mac | OS X 10.10)

LibreOffice の最新版であるバージョン 5.0 がリリースされました。

公式のリリースノートを見るとバージョン 4.x からさほど変わっていないように思えますが、公式 Wiki を見ると細々変わっているようです。

1. ダウンロード

LibreOfficeダウンロードサイト から最新のインストーラと言語パックをダウンロードします。
本日時点の最新版は 5.0.1でした。

Mac OS X 用の「メインインストーラー」と「日本語訳インターフェース」を選択し、LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64.dmg (201.6 MB) と LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64_langpack_ja.dmg (12.7 MB) を入手します。

2. インストール

LibreOffice のインストールは LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64.dmg ファイルをマウントし、その中の LibreOffice.app アイコンを Applications にドラッグするだけで完了します。

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前のバージョンを削除していない場合は確認ダイアログが表示されます。
「置き換える」ボタンを選択すると、古いバージョンが最新バージョンで差し替えられます。

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3. 開発元の確認

Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択すると起動確認ダイアログが表示されます。
「開く」ボタンを選択して LibreOffice を起動します。

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もしも下記のような確認元未確認ダイアログが表示された場合、開発元を確認済みとする必要があります。
詳細は「LibreOffice 4.0 のインストール (Mac | OS X 10.8)」の「3. 開発元の確認」を参照してください。

"LibreOffice.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

4. LibreOffice の起動

この時点では言語パックをあてていないため、英語表示で起動します。

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設定  (Preferences) からも日本語を選択することはできません。

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5. 言語パックのインストール

LibreOffice_5.0.1_MacOS_x86-64_langpack_ja.dmg ファイルをマウントし、LibreOffice Language Pack.app アイコンを実行します。

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確認元未確認ダイアログが表示された場合、開発元を確認済みとします。

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"LibreOffice Language Pack.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

LibreOffice Language Pack.app アイコンを右クリックし、「開く」を選択します。

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表示された開発元確認ダイアログで「開く」ボタンを選択すると、開発元が確認済みとなり LibreOffice Language Pack のインストールウィザードが起動します。

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インストールウィザードで「インストール」ボタンを選択すると、言語パックのインストールは完了します。

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6. 動作確認

あらためて Dock のアプリケーションから LibreOffice.app を選択し、LibreOffice が日本語で起動すればインストールは成功しています。

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もしも英語表示のままの場合、メニューの「LibreOffice」-「Preferences (設定)」-「Language Settings (言語設定)」-「Languages (言語)」を確認してください。

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LibreOffice が起動した状態で言語パックをインストールした場合、「Language Settings (言語設定)」から「Japanese (日本語)」を選択できません。
その場合、1度 LibreOffice を終了してから起動すると選択可能となります。

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