カテゴリー別アーカイブ: Apple

Yosemite 10.10.5 へのアップデート (Mac | OS X 10.10)

8/13 (日本時間 8/14 早朝)、OS X Yosemite のアップデート 10.10.5 が公開されました。

主にバグフィクスが中心です。
同時にアップデートが公開された iTunes 12.2.2 では、Apple Music の問題が修正されたようです。

1. 事前準備

全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。

2. 10.10.5 へのアップデート

2.1. アップデートの実行

App Store からアップデートを実行します。

20150820_01

ソフトウェア仕様許諾契約に同意すると、ダウンロード及び再起動が必要な旨の確認ダイアログが表示されます。

20150820_02

「ダウンロードして再起動」ボタンを選択するとダウンロードが始まります。
ダウンロードサイズは 約 815 MB でした。

20150820_03

2.2. インストール

ダウンロード完了後に再起動の可否が通知されます。

20150820_04

「再起動」ボタンを選択すると 10.10.5 のアップデートが始まります。

20150820_05

インストール完了まで 9分ほどかかりました。

2.3. インストール完了

再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.10.5 となっていることを確認できます。

20150820_06

3. アクセス権の修復

アップデート後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。

「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。

20150820_07

合計 5件のアクセス権不一致と警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。

20150820_08

今回も SUID ファイル "ARDAgent" が修復されませんでした。

“Macintosh HD”のアクセス権を修復中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のグループが一致しません。80 であるはずですが、グループは 0 になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のアクセス権が一致しません。-rw-rw-rw-  であるはずですが、-rw-r--r--  になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”を修復しました
“private/var/db/displaypolicyd”上のユーザが一致しません。0 であるはずですが、ユーザは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”上のグループが一致しません。0 であるはずですが、グループは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”を修復しました

アクセス権の修復が完了しました

もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと、"ARDAgent" の警告を除いて修復できたことが確認できます。

20150820_09

“Macintosh HD”のアクセス権を検証中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。

アクセス権の検証が完了しました

調べてみると、無視しても良い警告のようです。
@see 「Mac OS X:ディスクユーティリティのアクセス権の修復で無視しても構わないメッセージが表示される

[ END ]

Yosemite 10.10.4 へのアップデート (Mac | OS X 10.10)

6/30 (日本時間 7/1 早朝)、OS X Yosemite のアップデート 10.10.4 が公開されました。

主にバグフィクスが中心で、今回もネットワークの信頼性向上 (不具合修正) も改良項目にあげられています。
同時にリリースされた iTunes 12.2 で Apple Music に対応したことの方がインパクトは大きいように思えます。

1. 事前準備

全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。

2. 10.10.4 へのアップデート

2.1. アップデートの実行

App Store からアップデートを実行します。

20150715_01

ソフトウェア仕様許諾契約に同意すると、ダウンロード及び再起動が必要な旨の確認ダイアログが表示されます。

20150715_02

「ダウンロードして再起動」ボタンを選択するとダウンロードが始まります。
ダウンロードサイズは 約 1.09 GB でした。

20150715_03

2.2. インストール

ダウンロード完了後に再起動の可否が通知されます。

20150715_04

「再起動」ボタンを選択すると 10.10.4 のアップデートが始まります。

20150715_05

インストール完了まで 7分ほどかかりました。

2.3. インストール完了

再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.10.4 となっていることを確認できます。

20150715_06

3. アクセス権の修復

アップデート後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。

「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。

20150715_07

合計 5件のアクセス権不一致と警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。

20150715_08

SUID ファイル "ARDAgent" が修復されませんでした。

“Macintosh HD”のアクセス権を修復中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のグループが一致しません。80 であるはずですが、グループは 0 になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のアクセス権が一致しません。-rw-rw-rw-  であるはずですが、-rw-r--r--  になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”を修復しました
“private/var/db/displaypolicyd”上のユーザが一致しません。0 であるはずですが、ユーザは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”上のグループが一致しません。0 であるはずですが、グループは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”を修復しました

アクセス権の修復が完了しました

もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと、"ARDAgent" の警告を除いて修復できたことが確認できます。

20150715_09

“Macintosh HD”のアクセス権を検証中
警告:SUID ファイル“System/Library/CoreServices/RemoteManagement/ARDAgent.app/Contents/MacOS/ARDAgent”は変更済みで、修復されません。

アクセス権の検証が完了しました

調べてみると、無視しても良い警告のようです。
@see 「Mac OS X:ディスクユーティリティのアクセス権の修復で無視しても構わないメッセージが表示される

[ END ]

Apple Watch (Watch OS) のアップデート

日本時間の 5/20 早朝、Apple Watch 初のアップデートである Watch OS 1.0.1 が公開されました。
Apple Watch の性能向上の他、Siri の使い勝手が良くなったようです。

20150531_01 20150531_02

1. 事前準備

Apple Watch を充電ケーブルにつなぎ、充電率が 50% 以上であることを確認します。

Apple Watch をペアリングしている iPhone から Apple Watch アプリを起動し、「一般」-「ソフトウェア・アップデート」を選択します。

2. Watch OS 1.0.1 ダウンロードとインストール

2.1. 利用条件

「ソフトウェアアップデート」の「ダウンロードとインストール」ボタンを選択すると、iPhone のパスコード入力を求められます。

20150531_03

パスコード入力後に表示される「利用条件」画面の内容を確認して問題なければ、「同意する」ボタンを選択します。

20150531_04

2.2. ダウンロード

回線状況にもよるかと思いますが、ダウンロードとその後の準備で約6分かかりました。

20150531_05 20150531_06

2.3. インストール

アップデートの準備が終わるとインストールが始まります。
30秒以内に Apple Watch からキャンセルすることでインストールを中断できます。

20150531_07

インストール完了まで Apple Watch が2度再起動します。

20150531_08

2. 動作確認

Apple Watch 再起動後、 Apple Watch アプリの「一般」-「情報」からバージョンが「1.0.1 (12S632)」となっていることが確認できます。
Apple Watch の「設定」-「一般」-「情報」からも同様です。

20150531_10 20150531_11

「ソフトウェア・アップデート」から最新の Watch OS であることも確認できます。

20150531_09

 アップデート前と比較して性能改善は体感できませんでしたが、Siri の音声認識性能は向上したように思えました。

ただ、アップデート前はほぼ 10分間隔で計測できていた心拍数が、計測できていない時間が目立つようになりました。
どうも Watch OS 1.0.1 から心拍数計測の仕様が変わったようで、動いているときの心拍数が計測されなくなったようです。

[ END ]