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Eclipse 4.3 Kepler SR2 のインストール (Mac | OS X 10.9)

2014/7/8 追記
Eclipse 4.4 Luna については「Eclipse 4.4 Luna のインストール (Mac | OS X 10.9)」を参照してください。

Java SE 8 (JDK 1.8.x) のインストール (Mac | OS X 10.9)」の続きです。

1. Java 8 に対応した Eclipse

Java 8 に正式に対応する Eclipse は 6/25 にリリース予定の次期バージョン (4.4 Luna) からです。
現時点では Eclipse 4.3 Kepler SR2 に Java 8 用パッチを適用することで、Eclipse をJava 8 に対応することができます。

@see 「Installing Java™ 8 Support in Eclipse Kepler SR2」 (Eclipse.org)

2. Eclipse 4.3 Kepler のダウンロード

Eclipseダウンロードサイトからは様々なパッケージがダウンロード可能です。
今回は「Eclipse IDE for Java EE Developers」の「Mac OS X 64 Bit」版をダウンロードしました。

もしも Mac 版のリンクがなければ、右上のドロップダウンリストから「Mac OS X (Cocoa)」を選択してください。

20140516_01

本日時点の最新版は eclipse-jee-kepler-SR2-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz (260,837,979 byte) でした。

3. Eclipse 4.3 Kepler のインストール

3.1. 解凍

ダウンロードした tar.gz ファイルを解凍します。
ダブルクリックでも解凍可能ですが、下記のようにターミナルから解凍しました。

$ cd ~/Downloads
$ ls
eclipse-jee-kepler-SR2-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz

$ tar xzf eclipse-jee-kepler-SR2-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz
$ ls
eclipse
eclipse-jee-kepler-SR2-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz

(*) 青字はディレクトリ。

3.2. インストール

解凍した eclipse ディレクトリを「アプリケーション」フォルダに配置すれば Eclipse のインストールは完了です。

20140516_02

ここでは「eclipse」 → 「Eclipse」にリネームしています。

4. 開発元の確認

そのまま Dock のアプリケーションから Eclipse.app を選択しても、確認元未確認ダイアログが出て Eclipse は起動できません。

"Eclipse.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

開発元を確認済みとするには、Eclipse.app のコンテクストメニュー (右クリックで表示されるメニュー) から「開く」を選択します。

20140516_03

その後表示される開発元確認ダイアログで「開く」ボタンを選択します。

20140516_04

開発元が確認済みとなり、以降、Eclipse.app を選択するだけで Eclipse が起動します。

20140516_05

20140516_06

5. Java SE 6 インストール?

Eclipse と Java のバージョンの組み合わせによっては、以下のような Java SE 6 のインストールが促されることがあります。

20140516_07

"Eclipse.app"を開くには、Java SE 6 ランタイムが必要です。
今すぐインストールしますか?

その場合、インストールした Java の設定を変更する必要があります。
詳細は「Eclipse 4.3 Kepler のインストール (Mac | OS X 10.9)」の「3. Java SE 6 インストール?」を参照してください。

Eclipse の日本語化 (Mac | OS X 10.9)」へ続きます。

[ END ]

Eclipse 4.3 Kepler のインストール (Mac | OS X 10.9)

Java SE 7 (JDK 1.7.x) のインストール (Mac | OS X 10.9)」の続きです。

1. Eclipse 4.3 Kepler のダウンロード

Eclipseダウンロードサイトからは様々なパッケージがダウンロード可能です。
今回は「Eclipse IDE for Java EE Developers」の「Mac OS X 64 Bit」版をダウンロードしました。

もしも Mac 版のリンクがなければ、右上のドロップダウンリストから「Mac OS X (Cocoa)」を選択してください。

20131129_01

本日時点の最新版は eclipse-standard-kepler-SR1-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz (207,512,149 byte) でした。

2. Eclipse 4.3 Kepler のインストール

2.1. 解凍

ダウンロードした tar.gz ファイルを解凍します。
ダブルクリックでも解凍可能ですが、下記のようにターミナルから解凍しました。

$ cd ~/Downloads
$ ls
eclipse-standard-kepler-SR1-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz

$ tar xzf eclipse-standard-kepler-SR1-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz
$ ls
eclipse
eclipse-standard-kepler-SR1-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz

(*) 青字はディレクトリ。

2.2. インストール

解凍した eclipse ディレクトリを「アプリケーション」フォルダに配置すれば Eclipse のインストールは完了です。

20131129_02

ここでは「eclipse」 → 「Eclipse」にリネームしています。

3. Java SE 6 インストール?

Oracle からダウンロードした Java SE 7 だけをインストールした状態だと、Eclipse.app を選択しても Eclipse は起動しません。
どういうわけか、Java SE 6 のインストールが促されます。

20131129_03

"Eclipse.app"を開くには、Java SE 6 ランタイムが必要です。
今すぐインストールしますか?

ところが、ターミナルから実行すると問題なく起動します。

$ cd /Applications/Eclipse/Eclipse.app/Contents/MacOS
$ ./eclipse &

20131129_04

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調べてみると、Java の設定に問題がありました
/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.7.0_45.jdk/Contents/ 配下にある Info.plist が、CommandLine からの実行のみ許可する設定となっているのです。

/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.7.0_45.jdk/Contents/Info.plist

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
        <key>CFBundleDevelopmentRegion</key>
        <string>English</string>

        ~ 中略 ~

        <dict>
                <key>JVMCapabilities</key>
                <array>
                        <string>CommandLine</string>
                </array>

        ~ 中略 ~

        </dict>
</dict>
</plist>

「JVMCapabilities」に「BundledApp」を 追加することで、Eclipse.app から起動可能となりました。

<key>JVMCapabilities</key>
<array>
        <string>CommandLine</string>
        <string>BundledApp</string>
</array>

(*) 赤字を追加。
(*) 変更内容は OS X を再起動することで有効になります。

今回は追加していませんが、「WebStart」を追加すると Java Web Start が、「Applet」を追加すると Java Applet が起動可能となるようです。

4. 開発元の確認

そのまま Dock のアプリケーションから Eclipse.app を選択しても、確認元未確認ダイアログが出て Eclipse は起動できません。

"Eclipse.app"は、開発元が未確認のため開けません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。

開発元を確認済みとするには、Eclipse.app のコンテクストメニュー (右クリックで表示されるメニュー) から「開く」を選択します。

20131129_06

その後表示される開発元確認ダイアログで「開く」ボタンを選択すると、開発元が確認済みとなり Eclipse が起動します。

20131129_07

[ END ]

Eclipse プロパティエディタ プラグイン (CentOS 6.3 64bit)

過去の記事を最新情報で更新しました。
バージョンは CentOS が 6.3 に、EclipseJuno (4.2) に上がっています。

Eclipse 4.2 にプロパティエディタ をインストールします。
このプラグインを使用することで、native2ascii コマンドを使用することなく propertiesファイルの編集が可能となります。

1. update サイト (ソフトウェア・サイト) の登録

1.1. update サイトの追加

「ウィンドウ」-「設定」メニューの「インストール/更新」-「使用可能なソフトウェア・サイト」から、プロパティエディタの update サイトを登録します。

20130508_01

画面右の「追加」ボタンを選択し、名前に「プロパティエディタ」、ロケーションに「http://propedit.sourceforge.jp/eclipse/updates/」と入力して「OK」ボタンを選択します。

20130508_02

1.2. 登録内容の確認

「再ロード」ボタンを選択すると update サイトが正しく設定されているか確認できます。
接続に失敗した場合は「ロケーション」項目の URL が間違っている可能性が高いので、インストールするプラグインのサイトを確認してください。

正常時:

20130508_03

サーバから "http://xxx.xxx.xxx/eclipse/updates/" の情報を再ロードしました。

異常時:

20130508_04

"http://xxx.xxx.xxx/eclipse/updates/" のリポジトリーが見つかりません。

org.eclipse.equinox.p2.core.ProvisionException

2. プラグインのインストール

2.1. インストール

「ヘルプ」-「新規ソフトウェアのインストール」メニューから「利用可能なソフトウェア」画面を表示します。

画面上部の「作業対象」ドロップダウンリストから「プロパティ・エディター」を選択するとインストール可能なソフトウェアがリストに表示されます。

20130508_05

リストから「プロパティ・エディター」をチェックし「次へ」ボタンを選択すると、「インストール詳細」画面に切り替わります。
このタイミングでプラグインの関連性チェックも行われます。

インストール対象のリストを確認し、「次へ」ボタンを選択します。

20130508_06

「ライセンスのレピュー」画面でライセンスを確認します。
問題なければ「使用条件の条項に同意します」をチェックして「完了」ボタンを選択します。

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「セキュリティ警告」ダイアログが出るので「OK」ボタンを選択します。

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2.2. Eclipse の再起動

インストールが完了すると Eclipse の再起動が求められますが、pleiades プラグインをインストールしている場合は「いいえ」ボタンを選択します。

20130508_09

Eclipse を一度終了させます。
終了後、-clean オプションで Eclipse を起動することでプラグインのインストールは完了します。

3. 動作確認

properties ファイルのアイコンが「P」に変わっているとプラグインのインストールは成功しています。

20130508_10

Eclipse 標準のエディタでは properties ファイルには日本語を入力できません (正確には保存できません) が、プロパティエディタからは日本語を入力/保存が可能となります。

20130508_11

プロパティエディタで保存した properties ファイルを Eclipse 標準エディタで開くと、native2ascii でエンコードされていることが確認できます。

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[ END ]