1. Java 8 に対応した Eclipse
日本時間の 6/26 0:00 過ぎ、Eclipse 4.4 Luna がリリースされました。
このバージョンから Java 8 に正式に対応した Eclipse となります。
(*) Eclipse 4.3 SR2 はパッチをあてることで Java 8 に対応。
2. Eclipse 4.4 Luna のダウンロード
Eclipse のダウンロードサイトからは様々なパッケージがダウンロード可能です。
今回は「Eclipse IDE for Java EE Developers」の「Mac OS X 64 Bit」版をダウンロードしました。
もしも Mac 版のリンクがなければ、右上のドロップダウンリストから「Mac OS X (Cocoa)」を選択してください。
本日時点の最新版は eclipse-jee-luna-R-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz (269,548,740 byte) でした。
3. Eclipse 4.4 Luna のインストール
3.1. 解凍
ダウンロードした tar.gz ファイルを解凍します。
ダブルクリックでも解凍可能ですが、下記のようにターミナルから解凍しました。
$ ls
eclipse-jee-luna-R-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz
$ tar xzf eclipse-jee-luna-R-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz
$ ls
eclipse
eclipse-jee-luna-R-macosx-cocoa-x86_64.tar.gz
(*) 青字はディレクトリ。
3.2. インストール
解凍した eclipse ディレクトリを「アプリケーション」フォルダに配置すれば Eclipse のインストールは完了です。
ここでは「eclipse」 → 「Eclipse4.4」にリネームしています。
4. 開発元の確認
そのまま Dock のアプリケーションから Eclipse.app を選択しても、確認元未確認ダイアログが出て Eclipse は起動できません。
"セキュリティ"環境設定でインストールが許可されているのは、Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションのみです。
開発元を確認済みとするには、Eclipse.app のコンテクストメニュー (右クリックで表示されるメニュー) から「開く」を選択します。
その後表示される開発元確認ダイアログで「開く」ボタンを選択します。
開発元が確認済みとなり、以降、Eclipse.app を選択するだけで Eclipse が起動します。
なお、workspace 選択時に既存 (Eclipse 4.4 以前) のディレクトリを指定すると、最新版にアップデートするか確認されます。
アップデートするか、別ディレクトリを指定するか選択してください。
5. Java SE 6 インストール?
Eclipse と Java のバージョンの組み合わせによっては、以下のような Java SE 6 のインストールが促されることがあります。
今すぐインストールしますか?
その場合、インストールした Java の設定を変更する必要があります。
詳細は「Eclipse 4.3 Kepler のインストール (Mac | OS X 10.9)」の「3. Java SE 6 インストール?」を参照してください。
「Eclipse 4.4 Luna の日本語化 (Mac | OS X 10.9)」へ続きます。