Java 追加インストール後の Eclipse 設定変更 (Mac | OS X 10.9)

Eclipse インストール済みの環境に対して Java SE (JDK) を追加でインストールした場合、追加した Java SE (JDK) を Eclipse から利用可能なように設定を変更する必要があります。

ここでは Java SE 7 + Eclipse 4.3 の環境に Java SE 8 を追加インストールした場合の例です。

1. JRE の追加

1.1. インストール済み JRE の確認

「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」を選択します。
追加した Java SE がリストに存在しない場合、「追加」ボタンを選択します。

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1.2. JRE の型

「JRE の型」画面で「MacOS X VM」を選択し、「次へ」ボタンを選択します。

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1.3. JRE 定義

「JRE 定義」画面で「JRE ホーム」項目と「JRE 名」項目を入力し、「完了」ボタンを選択します。
ここでは

JRE ホーム  : /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_05.jdk/Contents/Home
JRE 名  : Java SE 8 [1.8.0.05]

と入力しています。

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1.4. デフォルト JRE 設定

「インストール済みの JRE」画面でチェックの入った Java SE (JDK) がデフォルトとなります。

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(*) この設定値は Eclipse を実行する JRE とは異なります。

2. 動作確認

2.1. 設定確認

「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」-「実行環境」を選択し、対象の実行環境 (ここでは「JavaSE-1.8」) に追加した Java SE (JDK) が存在していることを確認します。

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下位バージョンの実行環境 (ここでは「JavaSE-1.7」) にも、追加した Java SE (JDK) が存在していることが確認できます。

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2.2. 動作確認

対象の実行環境を選択したプロジェクトを作成し、追加された機能がコンパイル/実行可能なことを確認します。
ここでは Java 8 で追加されたラムダ式 (リンクは PDF) を含んだサンプルを作成しました。

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サンプルソース

public class LambdaSample {
    public static void main(String[] args) {
        List<String> list = Arrays.asList("123", "9", "30", "1");

        Collections.sort(list, (o1, o2) -> {
            return Integer.parseInt(o1) - Integer.parseInt(o2);
        });

        System.out.println(list);
    }
}

[ END ]


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