10/22 (日本時間 6/23 早朝)、WWDC 2013 で iOS 7 と同時に発表された OS X 10.9 Mavericks がインストール可能になりました。
バッテリー駆動時間の改善やマルチディスプレイ環境の強化等、様々な新機能が組み込まれまています。
普段であれば、トラブルを避けるために最初のアップデート (10.9.1) を待つのですが、マルチディスプレイ環境強化の恩恵にあずかるべく、早々にバージョンアップ (アップグレード) することにしました。
アップグレード対象は Mountain Lion (10.8.5) がインストールされている MacBook Air 2012 です。
1. 事前準備
全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。
2. OS X 10.8 Mountain Lion から OS X 10.9 Mavericks への バージョンアップ
2.1. Mavericks インストーラの起動
App Store から OS X Mavericks が無料ダウンロード可能です。
5.29 GB あるのでそれなりに時間がかかりますが、無事ダウンロードが完了するとインストーラが起動します。
2.2. 使用許諾契約
インストーラ起動画面で「続ける」ボタンを選択すると、「使用許諾契約」画面に遷移します。
内容を確認して問題なければ 「続ける」ボタンを選択し、「同意確認」ダイアログで「同意する」ボタンを選択してください。
2.3. インストール先の選択
「インストール先の選択」画面では OS X Mountain Lion をインストールするディスクを選択します。
MacBook Air にはディスクが一つしかありませんので、デフォルト (Macintosh HD) のまま「インストール」ボタンを選択します。
2.4. インストール準備 (再起動前)
インストールの準備処理は1分ほどで終わりました。
再起動すると Mavericks のインストールを開始します。
2.5. インストール
実際のインストールには 21分かかりました。
残り時間が「1分未満」となってから、さらに「間もなくインストール完了」となってからも、それなりに待たされるのはお約束です。
Mavericks で動作しないアプリケーションがあった場合、最後に通知されます。
ここでは「DiskpayLink」が引っかかっています。
2.6. インストール完了
インストールが完了するともう一度再起動します。
再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.9 となっていることを確認できます。
3. アクセス権の修復
バージョンアップ後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。
「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。
合計 2件のアクセス権不一致と 2件の警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。
もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと修復できたことが確認できます。
4. その他のアプリケーション
OS X 10.9 Mavericks と同時に、いくつかのアプリケーションについてもアップデートが公開されていました。
Mountain Lion では一部のアプリケーションが「OS X v10.9 が必要です」と出てアップデートできませんでしたが、Mavericks へアップグレード後はアップデート可能となっていました。