Eclipse インストール済みの環境に対して Java SE (JDK) をアップデートした場合、追加した Java SE (JDK) を Eclipse から利用可能なように設定を変更する必要があります。
ここでは Java SE 8u11 + Eclipse 4.4 の環境において、Java SE 8u25 にアップデート (追加インストール) した場合の例です。
1. JRE の追加
1.1. インストール済み JRE の確認
「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」を選択します。
追加した Java SE がリストに存在しない場合、「検索」ボタンまたは「追加」ボタンを選択します。
1.2. JRE の型
「JRE の型」画面で「MacOS X VM」を選択し、「次へ」ボタンを選択します。
1.3. JRE 定義
「JRE 定義」画面で「JRE ホーム」項目と「JRE 名」項目を入力し、「完了」ボタンを選択します。
ここでは
JRE ホーム | : | /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_25.jdk/Contents/Home |
JRE 名 | : | Java SE 8 [1.8.0.25] |
と入力しています。
1.4. デフォルト JRE 設定
「インストール済みの JRE」画面でチェックの入った Java SE (JDK) がデフォルトとなります。
(*) この設定値は Eclipse を実行する JRE とは異なります。
2. 実行環境の設定
2.1. 設定確認
「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」-「実行環境」を選択し、対象の実行環境 (ここでは「JavaSE-1.8」) に追加した Java SE (JDK) が存在していることを確認します。
2.2. デフォルト設定
デフォルトが異なっている場合は、対象の Java SE (JDK) をチェックし、「OK」ボタンを選択します。
3. ビルドパスの変更
3.1. ビルドパスの確認
プロジェクトのプロパティから「Java のビルドパス」を選択します。
「ライブラリー」タブから、そのプロジェクトが利用する Java SE (JDK) を確認できます。
3.2. ビルドパスの変更
JRE システムライブラリーが異なる場合、「編集」ボタンを選択します。
「ワークスペースのデフォルト JRE」を選択するか、「代替 JRE」から対象の JRE を選択して「完了」ボタンを選択します。
3.3. ビルドパスの登録
JRE システムライブラリーのバージョンが反映されていることを確認し、「OK」ボタンを選択します。