Eclipse インストール済みの環境に対して Java SE (JDK) を追加でインストールした場合、追加した Java SE (JDK) を Eclipse から利用可能なように設定を変更する必要があります。
ここでは Java SE 7 + Eclipse 4.3 の環境に Java SE 8 を追加インストールした場合の例です。
1. JRE の追加
1.1. インストール済み JRE の確認
「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」を選択します。
追加した Java SE がリストに存在しない場合、「追加」ボタンを選択します。
1.2. JRE の型
「JRE の型」画面で「MacOS X VM」を選択し、「次へ」ボタンを選択します。
1.3. JRE 定義
「JRE 定義」画面で「JRE ホーム」項目と「JRE 名」項目を入力し、「完了」ボタンを選択します。
ここでは
JRE ホーム | : | /Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk1.8.0_05.jdk/Contents/Home |
JRE 名 | : | Java SE 8 [1.8.0.05] |
と入力しています。
1.4. デフォルト JRE 設定
「インストール済みの JRE」画面でチェックの入った Java SE (JDK) がデフォルトとなります。
(*) この設定値は Eclipse を実行する JRE とは異なります。
2. 動作確認
2.1. 設定確認
「環境設定」画面の「Java」-「インストール済みのJRE」-「実行環境」を選択し、対象の実行環境 (ここでは「JavaSE-1.8」) に追加した Java SE (JDK) が存在していることを確認します。
下位バージョンの実行環境 (ここでは「JavaSE-1.7」) にも、追加した Java SE (JDK) が存在していることが確認できます。
2.2. 動作確認
対象の実行環境を選択したプロジェクトを作成し、追加された機能がコンパイル/実行可能なことを確認します。
ここでは Java 8 で追加されたラムダ式 (リンクは PDF) を含んだサンプルを作成しました。
サンプルソース
public static void main(String[] args) {
List<String> list = Arrays.asList("123", "9", "30", "1");
Collections.sort(list, (o1, o2) -> {
return Integer.parseInt(o1) - Integer.parseInt(o2);
});
System.out.println(list);
}
}