4/8 (日本時間 4/9 早朝)、OS X Yosemite のアップデート 10.10.3 が公開されました。
iPhoto を置き換える Photos (写真) アプリケーションの追加が話題ですが、いまだに Wi-Fi の信頼性向上 (不具合修正) も改良項目にあげられています。
1. 事前準備
全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。
2. 10.10.3 へのアップデート
2.1. アップデートの実行
App Store からアップデートを実行します。
ソフトウェア仕様許諾契約に同意すると、ダウンロード及び再起動が必要な旨の確認ダイアログが表示されます。
「ダウンロードして再起動」ボタンを選択するとダウンロードが始まります。
ダウンロードサイズは 約 1.52 GB でした。
2.2. インストール
ダウンロード完了後に再起動の可否が通知されます。
「再起動」ボタンを選択すると 10.10.3 のアップデートが始まります。
インストール完了まで 10分ほどかかりました。
2.3. インストール完了
再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.10.3 となっていることを確認できます。
3. アクセス権の修復
アップデート後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。
「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。
合計 4件のアクセス権不一致と警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。
すべての問題が修復されたようです。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のグループが一致しません。80 であるはずですが、グループは 0 になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”上のアクセス権が一致しません。-rw-rw-rw- であるはずですが、-rw-r--r-- になっています。
“Library/Printers/InstalledPrinters.plist”を修復しました
“private/var/db/displaypolicyd”上のユーザが一致しません。0 であるはずですが、ユーザは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”上のグループが一致しません。0 であるはずですが、グループは 244 になっています。
“private/var/db/displaypolicyd”を修復しました
アクセス権の修復が完了しました
もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと修復できたことが確認できます。
3.2. バックアップ
Time Machine でアップデート後のバックアップを取得します。
バックアップ対象は、(どういうわけか) 約 72 GB でした。
「iPhoto から Photos へのデータ移行 (Mac | OS X 10.10)」へ続きます。