年別アーカイブ: 2013年

OS X 10.9 Mavericks へのバージョンアップ (Mac | OS X 10.9)

10/22 (日本時間 6/23 早朝)、WWDC 2013 で iOS 7 と同時に発表された OS X 10.9 Mavericks がインストール可能になりました。

20131029_01

バッテリー駆動時間の改善やマルチディスプレイ環境の強化等、様々な新機能が組み込まれまています。
普段であれば、トラブルを避けるために最初のアップデート (10.9.1) を待つのですが、マルチディスプレイ環境強化の恩恵にあずかるべく、早々にバージョンアップ (アップグレード) することにしました。

アップグレード対象は Mountain Lion (10.8.5) がインストールされている MacBook Air 2012 です。

1. 事前準備

全てのアプリを落とした後、Time Machine でバックアップを取得しました。

2. OS X 10.8 Mountain Lion から OS X 10.9 Mavericks への バージョンアップ

2.1. Mavericks インストーラの起動

App Store から OS X Mavericks が無料ダウンロード可能です。

20131029_02

5.29 GB あるのでそれなりに時間がかかりますが、無事ダウンロードが完了するとインストーラが起動します。

20131029_03

2.2. 使用許諾契約

インストーラ起動画面で「続ける」ボタンを選択すると、「使用許諾契約」画面に遷移します。
内容を確認して問題なければ 「続ける」ボタンを選択し、「同意確認」ダイアログで「同意する」ボタンを選択してください。

20131029_04 20131029_05

2.3. インストール先の選択

「インストール先の選択」画面では OS X Mountain Lion をインストールするディスクを選択します。
MacBook Air にはディスクが一つしかありませんので、デフォルト (Macintosh HD) のまま「インストール」ボタンを選択します。

20131029_06

2.4. インストール準備 (再起動前)

インストールの準備処理は1分ほどで終わりました。
再起動すると Mavericks のインストールを開始します。

20131029_07 20131029_08

2.5. インストール

実際のインストールには 21分かかりました。
残り時間が「1分未満」となってから、さらに「間もなくインストール完了」となってからも、それなりに待たされるのはお約束です。

20131029_09 20131029_10

20131029_11

Mavericks で動作しないアプリケーションがあった場合、最後に通知されます。
ここでは「DiskpayLink」が引っかかっています。

20131029_12

2.6. インストール完了

インストールが完了するともう一度再起動します。
再起動後、「この Mac について」を起動するとバージョンが 10.9 となっていることを確認できます。

20131029_13

3. アクセス権の修復

バージョンアップ後のお約束としてアクセス権の修復を行います。
「アプリケーション」の「ユーティリティ」から「ディスクユーティリティ.app」を起動します。

「ディスクのアクセス権を検証」ボタンを選択するとアクセス権の問題が確認できます。

20131029_14

合計 2件のアクセス権不一致と 2件の警告が検出されました。
この結果を踏まえて、「ディスクのアクセス権を修復」ボタンを選択すると、問題のあるアクセス権の修復が始まります。

20131029_15

もう一度「ディスクのアクセス権を検証」を行うと修復できたことが確認できます。

20131029_16

4. その他のアプリケーション

OS X 10.9 Mavericks と同時に、いくつかのアプリケーションについてもアップデートが公開されていました。

Mountain Lion では一部のアプリケーションが「OS X v10.9 が必要です」と出てアップデートできませんでしたが、Mavericks へアップグレード後はアップデート可能となっていました。

左: Mountain Lion 右: Mavericks

20131029_17 20131029_18

[ END ]

iOS 7、OS X 10.9 Mavericks in WWDC 2013

WWDC (Apple Worldwide Developers Conference) 2013 が日本時間 6/11 A.M. 2:00 から始まりました。
今回の WWDC の目玉は、今秋リリース予定の iOS 7OS X 10.9 Mavericks のようです。

以下、WWDC で個人的に気になった内容の抜粋です。
(*) 画像は全て Apple.com のものです。

iOS 7

アイコンが刷新されたのは賛否が分かれるところかもしれません。

20130611_01

個人的には前 (iOS 6) の方が好きです。

iOS 7 で便利そうな機能は Control CenterMultitasking です。
どちらも操作が簡単になるので、利用頻度は高そうです。

20130611_02 20130611_03

リリースは 2014 年にずれ込むようですが、車載用 (カーナビ用?) の iOS in the Car は実際に組み込まれることを想像するとおもしろそうですね。

20130611_04

OS X 10.9 Mavericks

今回の OS X の愛称は猫科の動物ではないようです。

これまで iOS にしかなかった iBooksMaps が移植されたり、Finder がタブ化されたりとありますが、今回の一押しはマルチディスプレイ対応です。

各画面にメニューバーと Dock が追加され、

20130611_05

フルスクリーン中も別のディスプレイは自由に利用でき、

20130611_06

Mission Control もディスプレイ単位で設定/操作できる。

20130611_07

と、これまでのマルチディスプレイ環境での不満点が一気に解消されそうです。

その他 H/W

MacBook AirAirMac シリーズへの IEEE 802.11ac 搭載は予想通りでした、が、、、

Mac ProTime Capsule の、特に新 Time Capsule のデザイン変更はかなり衝撃でした。

旧 Time Capsule

20130611_08

新 Time Capsule

20130611_09

11ac 搭載の Time Capsule、発売を待ち望んでいたのですが、購入するか悩み中です。

[ END ]

Eclipse プロパティエディタ プラグイン (CentOS 6.3 64bit)

過去の記事を最新情報で更新しました。
バージョンは CentOS が 6.3 に、EclipseJuno (4.2) に上がっています。

Eclipse 4.2 にプロパティエディタ をインストールします。
このプラグインを使用することで、native2ascii コマンドを使用することなく propertiesファイルの編集が可能となります。

1. update サイト (ソフトウェア・サイト) の登録

1.1. update サイトの追加

「ウィンドウ」-「設定」メニューの「インストール/更新」-「使用可能なソフトウェア・サイト」から、プロパティエディタの update サイトを登録します。

20130508_01

画面右の「追加」ボタンを選択し、名前に「プロパティエディタ」、ロケーションに「http://propedit.sourceforge.jp/eclipse/updates/」と入力して「OK」ボタンを選択します。

20130508_02

1.2. 登録内容の確認

「再ロード」ボタンを選択すると update サイトが正しく設定されているか確認できます。
接続に失敗した場合は「ロケーション」項目の URL が間違っている可能性が高いので、インストールするプラグインのサイトを確認してください。

正常時:

20130508_03

サーバから "http://xxx.xxx.xxx/eclipse/updates/" の情報を再ロードしました。

異常時:

20130508_04

"http://xxx.xxx.xxx/eclipse/updates/" のリポジトリーが見つかりません。

org.eclipse.equinox.p2.core.ProvisionException

2. プラグインのインストール

2.1. インストール

「ヘルプ」-「新規ソフトウェアのインストール」メニューから「利用可能なソフトウェア」画面を表示します。

画面上部の「作業対象」ドロップダウンリストから「プロパティ・エディター」を選択するとインストール可能なソフトウェアがリストに表示されます。

20130508_05

リストから「プロパティ・エディター」をチェックし「次へ」ボタンを選択すると、「インストール詳細」画面に切り替わります。
このタイミングでプラグインの関連性チェックも行われます。

インストール対象のリストを確認し、「次へ」ボタンを選択します。

20130508_06

「ライセンスのレピュー」画面でライセンスを確認します。
問題なければ「使用条件の条項に同意します」をチェックして「完了」ボタンを選択します。

20130508_07

「セキュリティ警告」ダイアログが出るので「OK」ボタンを選択します。

20130508_08

2.2. Eclipse の再起動

インストールが完了すると Eclipse の再起動が求められますが、pleiades プラグインをインストールしている場合は「いいえ」ボタンを選択します。

20130508_09

Eclipse を一度終了させます。
終了後、-clean オプションで Eclipse を起動することでプラグインのインストールは完了します。

3. 動作確認

properties ファイルのアイコンが「P」に変わっているとプラグインのインストールは成功しています。

20130508_10

Eclipse 標準のエディタでは properties ファイルには日本語を入力できません (正確には保存できません) が、プロパティエディタからは日本語を入力/保存が可能となります。

20130508_11

プロパティエディタで保存した properties ファイルを Eclipse 標準エディタで開くと、native2ascii でエンコードされていることが確認できます。

20130508_12

[ END ]